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信用金庫マンが語る!プロパー融資を受けるための5つの条件
はじめに
ズバリ言います!
「成長を目指す会社は、いずれ“プロパー融資”を目指す時が来ます。」
起業直後は日本政策金融公庫や自治体の制度融資など、“保証付き”の借入からスタートする方がほとんど。でも事業が伸びてくると、次の壁がやってきます。
それが――プロパー融資(保証協会なしの融資)。
今回は、信用金庫で10年にわたり法人営業を担当していた元銀行マンが語る、プロパー融資に進むための“本音の条件”を中野裕哲風にわかりやすく解説していきます。
そもそもプロパー融資とは?
プロパー融資とは、保証協会の保証が一切つかない「完全な民間金融機関からの直接融資」です。
つまり――
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リスクはすべて金融機関が負う
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上限額は実質無制限(1億円以上も可能)
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信用がないと通らない“真の信頼の証”
プロパーが通れば、それだけで金融機関から「この会社は信用できる」と認定されたようなもの。まさに成長企業の登竜門です。
プロパー融資に進むための5つの条件
① 財務内容が“最低限”クリアされていること
まず大前提として、財務分析で一定の評価を得ていることが必要です。
例えば…
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自己資本比率
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売上高成長率
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営業利益率
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債務償還年数 など
目安としては、格付けでCランク程度以上が望ましいとされています。
② 社長が“個人保証”や“担保提供”に協力的であること
保証協会がつかない分、リスクヘッジのために求められるのが――
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社長の自宅などの不動産担保
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定期預金などの資産の提供
とくに創業間もない企業は、こうした“代替担保”がカギになります。
③ 入金口座の一元化=取引の濃さが評価される
「うちをメインバンクにしてくれてるな」
金融機関はこの姿勢を非常に重視します。
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売上の入金口座を集約
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給与振込口座としても活用
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毎月の取引履歴をきちんと見せる
これが“取引ぶり”と呼ばれるもの。
金融機関との関係を深めるカギです。
④ 平均預金残高(平残)の把握
平残とは、毎月の預金の平均額のこと。
たとえば――
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平均で1,000万円預けていれば
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その半分の500万円の融資は現実的
こうした金額感の“目安”は、金融機関の判断材料のひとつとなります。
⑤ 長年の信頼構築と“裏技”の活用
ここがミソ!
実は金融機関には「支店長の決裁枠」があります。
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金額にして3,000万~5,000万円ほど
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本部決裁よりスピーディかつ柔軟
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金利が少し高くなることもあるが、突破口になる
「実績作り」として小口プロパーから始めるのも、実はアリなんです。
プロパー融資の戦略的な位置づけ
なぜプロパー融資を目指すべきなのか?
答えは明快です。
「保証協会枠には限界があるから」
無担保の保証協会付き融資は8000万円が限度。
事業が大きくなれば、それでは足りません。
成長企業ほど、**“次の資金調達ステージ”**に進む必要があります。
おわりに:プロパー融資は“信頼の証”
プロパー融資とは、金融機関との“信頼関係”の到達点。
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財務内容
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担保の提供
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日常の取引
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社長の姿勢
これらすべてを積み重ねていくことで、はじめて到達できる領域です。
そして何より――
「借りたお金はきちんと返す」
その実績こそが、未来のプロパー融資を呼び込みます。
「うちはまだまだ」と思っている方も、今日からその準備はできます。
ぜひこの動画で、プロパー融資のリアルを体感してくださいね。
フリーダイヤル tel:0120-335-523